ドイツの黒い森地方 (バート・クロツインゲン/ フライブルグ)
シュニッツエル Schnitzel
(カツレツのこと)
チキンのカツとじゃがいもに混ぜたチーズとにんじんのソテー |
レモンでなくオレンジが付いてたサラダ。。。 |
この土地のローカル料理のお勧めは? と聞いたら、
サラダ付でこのシュニッツエルが、出て来た!
一日中歩き回ったせいかも知れへんけど、
ほんまおいしかったわあ~!
それに大、か小? と聞かれ、小を注文したけど、量も充分やった。
合計 9,6ユーロ
ドイツて、フランスより物価が安い・・・
レストランでビールが1,7ユーロなんて、あれへんわ、
いくら、小グラスでも。。。
いくら、小グラスでも。。。
ドイツ側のフェッセンハイム原発から25km圏内の町を訪れる。
フライブルグ (Freiburg ) 25km
知らんかったんやけど、そこは黒い森(シュヴァルツバルト)と呼ばれる地方やった。
ゲストカードのこと
右はコーンゲストカード ー>
うれしいびっくり~!
黒い森地方の宿泊税は 1泊に付2,6€。
しかし、2泊以上からこのカードがもらえる。
黒い森地方全域の都市交通が無料になる!
公共のバス、トラム、電車が乗り放題・・・! 日本のように私交通機関がない。(おそらく。。。)
( 4泊以上は温泉1回無料、7泊するともっとおまけがあるそう・・・)
という訳で、上記の町を周ったけど、タダやった~!
カードは宿泊所から、地図、説明書は観光局でもらう。(英語可)
帰ってから調べて判ったんやけど、
黒い森地方全域が、市民に車から降りて安い定期で 乗り放題の公共交通機関 へと奨励しています。
写真なしで、誰かに貸しても構わへんらしい、、、なんと太っ腹な・・・!
それで、旅行者にもゲストカードを提供、車で入っても駐車場に置いて、そのカードを使って頂戴~!
という訳やね~。
特にフライブルグは環境先進都市として、海外からモデルにしたいとの視察が殺到しすぎて、とうとう視察訪問は有料になったらしい。
(大阪市も数年前に視察したらしけど、どこが学んでるんやろか・・・?)
さすが、原発停止を決めた国やわ~・・・
バート・クロツインゲン Bad Krozingen
ドイツ側で原発に近くて安い民宿があるので決めたら温泉町やった~!
鉄道駅からすぐの川沿いにある公園の中に観光案内所 |
町自体が温泉保養地で、大分県の 直入町と姉妹関係、
Vita Classica という名前の大きな温泉保養センターがある。日本風呂もあるそう・・・!
観光案内所の向かいにはVita Classicaへの案内板
広~い、Vita Classica 内 |
保養の為の治療客も多いし
温浴プールには水着着用が義務。
入り口受付に販売の 水着やビーチサンダルもあるけど、
タオルもレンタル料要るんで持参した方が。。。
バーデン、バーデンは高級保養地やけど、ここは有名でない分、
庶民的な価格でタラソーとかを経験出来るみたい。。。
それに宿泊所がいっぱいあり、安い。
Gästehaus Meng (ゲストハウス メング)
今まで泊った中で一番気に入った民宿~~~!です。
通りの角に方向板があり、初めての場所でも 分かり易い。
おかげで、到着した日にも夕方から暗くなるまで、
街をうろうろしたけど、迷わずに民宿に帰れたんよ~・・・
ゲストハウス メング |
2日目に頼んだスクランブルエッグ |
バイキング朝食付
1泊29€+2,6€(宿泊税)
出来立てゆで卵と泡立てたカフェオレの朝食 |
洗面台とタオルは部屋に。
泊った部屋は清潔で毎日掃除してくれていた。
こんなに清潔な民宿初めて~!
ご主人の撮った写真が廊下等の装飾に。
シャワー、トイレは共同(廊下にあり)。
共同キッチンには電子レンジ、
台所用品冷蔵庫、食器完備。
経営者のアンジェリクさんは
ドイツ語(ドイツ人)と英語を話し、とても親切でした。
<うちのサイトにはいろいろあるのよ>と、レンタルアパートを案内してくれはりました。
私はブッキングコムで予約したんやけど、
そこには朝食付シングル(トイレ、シャワー共同)の部屋しか載せてはらへんのやて。
広いベランダ付なのよ~、とアンジェリクさん |
キッチン戸棚の中に冷蔵庫も |
食事コーナー |
びっくりお得なんで、
いつかこのアパートを予約してここに戻ろう ~、と思ってしまった・・・
ゆっくり温泉にもつかり、黒い森地方も旅行しに・・・
TV、ソファーもあるサロンコーナーからベランダへ |
この二人用バストイレ、台所付アパートが1泊(朝食無し) 60€
ソファーベッドで4人まで可能(追加料要) 5泊以上は1泊46€。
アパートやシャワーWC付きシングルの予約は
(ドイツ語なので翻訳機能使ってね、メールは英語OK)
環境先進都市フライブルグ (Freiburg )
バート・クロイツインゲンから電車で10kmの都市
人口23万人のうち10パーセントは学生という大学都市で、環境先進都市として有名。
公害対策として市内への車より も、公共交通機関や自転車を奨励、
500m以内に必ず公共交通機関の配備が義務。
それで市内中心はトラムが網羅してたんや・・・
それと、
ドイツ鉄道の電車には自転車用車両が必ずついていた。
郊外の大駐車場 から市内へは都市交通でアクセス可能な街作り。
市内の駐車は高額になっている。
再生可能なペットボトルしか生産許可が下りないし、ボトルは返却するとお金が返ってくる。
思い出した話 (ちょっと長いけど・・・)
(バスの本数が少いフランス原発から5km圏の人口800人の村で)
そういえば、ブレームガルテンでバスに乗り間違えて、停留所で1時間待ちの時に、
その町に住んでいる5人くらいの高校生のグループがたむろしていて、
(英語の練習になるからやと思うけど)、
私もなんとか理解が出来るレベルなんやけど、
みんなが英語を一生懸命話してくれ、バスが来るまで付き合ってくれたんよ。
ブレームグルテンの停留所 |
バスが到着する頃(19h)には、暗くなって来て
助かった。。。
その中のひとりが、ライン川向こうにあるフランスのスーパーで
ペットボトル返却してお金催促したら、
(仏全国にある中規模のスーパーUらしい)
<それは出来ない、捨ててくれ!>と言われ、
びっくりしたし、エコロジーではない~!と怒ってたのを思いだした・・・
彼らに<原発に近いけど、どう思うの~?>と聞いたら、
誰かが<事故が起こったらすばやく遠くに逃げる~!>とあんまり答えにはならへんかった。
みんな原発は危険とは思っているみたいやけど、やっぱり
一番近い村に生まれているわけで、仕方ない。。。
と思っているのかも・・・
年を聞くと14~16歳やった。それにみんな英語で簡単会話が出来るんよ・・・
英語がクラスで一番が自慢という女の子が、特によく喋ってくれたんやけど、
その子が<英語を勉強すると、外国で働けるチャンスがありそうやから。。。>
ドイツの失業率もフランス並に高いからなあ~、しっかりしてる・・・
フランスより英語の普及率は高いと思う。。。
結構、あちこちで英語が通じたから。
そのなかで、バート・クロツインゲンの高校にこの町から通っている男の子は
毎朝5時起きで6時に停留所に着かないと学校に行くバスが無いんやそう。。。
(ここはバスの本数が少いフランス原発から5km圏の人口800人の村)
朝8時位から授業が始まり、午後13時に終わるらしい。。。
ドイツ全体がそうなのかな?と調べたら。殆どの自治体がそうやった。
詳しくは ドイツに留学した人の体験記
村には雇用がなさそうやから、学校卒業したらみんな実家から出て行くんやろなあ~。
山口県の祝島みたい・・・ (祝島 )
街の中心にあるミュンスター大聖堂は入場無料
素晴しいステンドグラス |
大聖堂の周りには市場が
普通のソーセージバーガー屋の並ぶ中に見つけたので、トライ。
豆腐とは思われんへんような、
あっさり味のソーセージやった。 。。
豆腐ソーセージバーガー |
しやけど、ドイツてフランスよりも物価が安い~!
これ、ドリンク付やからね~。
ゲストカードで交通費はゼロ!やったし・・・
結論として黒い森地方へ旅行する時は、
どこでもええから、黒い森ゾーン内に入り宿泊する。
車は使わんと郊外に駐車する(安いから)
最低2泊以上したらゲストカードでゾーン内旅行が交通費無料。
(宿泊日数と同じ期間のカードがもらえる )
(宿泊日数と同じ期間のカードがもらえる )
ガイドブックには載ってない代わりに安い宿泊所が一杯のバート・クロツインゲンに 泊る。
(無料駐車可能の宿屋もある)
おすすめは「ゲストハウス メング」
黒い森地方の町 ビデオで~す!